Big SurとCatalinaをデュアルブートで起動する方法

Big SurとCatalinaをデュアルブートで起動する方法

macOS「Big Sur」が2020年11月13日にリリースされました。
Big Surを利用してみたい、もしくは、開発中のサービスやアプリの動作検証を行いたいという方も多いと思います。
ただ、Catalinaからアップデートして何らかの問題があった場合に、ダウングレードをするのは時間と手間がかかります。
その場合は、Macで簡単にデュアルブートを構築することができます。

デュアルブートとは

デュアルブートは、1つのパソコンで2つのOSを共存させて、どちらか1つを起動して利用できる構成のことです。
デュアルブートでは、電源オフの状態から、ロードするオペレーティングシステムを選択できるメニューを表示させることができます。

作業の前に

作業を開始する前には、バックアップを取得して復旧できるようにしてください。
MacBook Pro (16-inch, 2019)で手順確認を行っていますが、作業は、自己責任で行ってください。

Big Sur用のボリュームを追加

ディスクユーティリティの起動
ディスクユーティリティの起動を起動してください。Spotlight検索から起動が行なえます。

ディスクユーティリティ起動 Big Sur用のボリュームを追加するために、「+」アイコンをクリックします。
ボリュームを追加することで、HD(ハードディスク)を追加できます。

Big Sur用のボリューム追加
①任意の名前を設定してください。
ここでは、Big Sur用のボリュームであることが分かるように「Macintosh HD BigSur」と設定しました。
フォーマットは、「APFS」を指定します。
②「追加」をクリックします。追加を確認できたら、③をクリックして閉じます。

APFS(Apple File System)は、Appleが開発したmacOS、iOS、tvOSおよびwatchOS用のファイルシステムです。
ファイルシステムとは、ハードディスクやSSDにファイルを保存するための仕組みのことです。

Big Surのダウンロード


[システム環境設定]から[ソフトウェアアップデート]をクリックします。

Big Surアップグレード
macOS Big Surの[今すぐアップグレード]をクリックします。
Big Surのダウンロードが始まります。スペック、ネットワーク環境によっては時間がかかります。

Big Surのインストール

Big Surインストール
macOS Big Surインストールの画面が表示されます。
「続ける」をクリックします。

同意ダイアログ
ソフトウェアの利用許諾契約が表示されるので内容を確認して問題なければ「同意する」をクリックします。

ソフトウェア利用許諾契約
「同意する」をクリックします。

すべてのディスクを表示
「すべてのディスクを表示…」をクリックします。

ここで注意が必要なのが、必ず「すべてのディスクを表示…」をクリックします。
「Macintosh HD」は、元々のCatalina用のHDなので、間違ってクリックをしないでください。Catalinaに、Big Surがアップデートされてしまうので気をつけてください。

Big Sur用のHDを選択
すべてのHDが表示されます。
「Macintosh HD」と先ほど追加した「Macintosh HD BigSur」が表示されるので、「Macintosh HD BigSur」をクリックします。

macOSのアカウント情報入力
①macOSの管理者情報を入力します。
②OKをクリックします。

Big Surのインストール
追加したBig Sur用のHDにインストールが開始されます。
インストールが完了すると、新規に追加したHDで、Big Surが起動できるようになります。

OS起動時にHDを選択する方法

OS起動時のHD選択画面
インストールが完了してOSを再起動されると、Catalina用のHDか、Big Sur用のHDで起動するか選択することができます。
起動時に「option」キーを押し続けると、HDを選択できる画面が表示されるので、起動したいHDをクリックします。

「option」キーを押さずに、通常通りに起動すると、デフォルトで、Big Surが起動されます。