Xcode10で、「Use of unresolved identifier ‘answerImageView’; did you mean answerImageView?」というエラーが表示されたときの対応です。
※この記事は、書籍「たった2日でマスターできる iPhoneアプリ開発集中講座 Xcode 10/Swift 4.2対応(2018年10月出版)」 に関してのエラー対応として記載しています。
※最新版の書籍は、次のページをご確認ください。
エラーメッセージの「Use of unresolved identifier」は、日本語では「未解決の識別子の使用」という意味です。
今回の場合は、「answerImageView」という識別子(この記事では変数という呼び方)が、宣言されていない(Xcodeで認識されていない)のに、いきなり使用されている!ということへのエラーです。ここでの使用とは、変数への代入や参照です。
エラーの原因の大部分は入力ミスです。Xcode(Swift)では、アルファベットの大文字・小文字を区別します。落ち着いて、打ち込んだスペルを確認します。
UIパーツとの関連付けで入力ミスがないかを確認
Xcodeでは、UIパーツと関連付けすることで、UIパーツを操作するための変数を宣言します。このときに、関連を示す名前が間違って入力されていることがあります。
例えば、②の「answerImageView」で、「Image」 の 「I(アイ)」 は 「i(アイ)」 の大文字です。 「l(エル)」 ではありません。
もし、関連付けでミスがあった場合は、関連付けを削除して、再度、設定をやりなおします。関連付けの削除は、本書のP105に掲載されていますので、参考にしてください。
追加したコードのスペルに入力ミスがないかを確認
Xcode(Swift)では、アルファベットの大文字・小文字を区別しますので、正確に入力する必要があります。
「answerImageView.image」で、関連付けした変数を利用してますが、このときに、入力が間違えているとエラーになります。
このように宣言した変数と実際に利用するときの変数の名前が、間違っていないのかをよく確認する必要があります。
まとめ: Use of unresolved identifier エラーへの対応
- UIパーツとの関連付けで入力ミスがないかを確認する
- 追加したコードのスペルに入力ミスがないかを確認する
- Xcode(Swift)では、アルファベットの大文字・小文字を区別されるので確認する
また、Xcode、Swift、アプリ開発についてのおすすめ本と学習方法については次のページで書いています。
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